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ピアノ
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佐久間ちさ講師 寺澤佳江講師

 すべての楽器を発音のしくみによって分類すると、弦楽器、管楽器、打楽器の3つに分けられます。ピアノは、その前身といわれるクラヴィコード、チェンバロ、ダルシマーなどのさらに源をたどると、すべて1本の弦をもつ弦楽器に突き当たります。つまり、ピアノは、もともとは弦楽器でした。しかしハンマーが弦を叩いて鳴らす意味では打楽器的要素も備え、演奏が鍵盤の操作による意味では鍵盤楽器とみなすことができます。
 総じて19世紀半ば以後のピアノは、大会場にふさわしい音量が要求されますので、一昔前に比べて鍵盤も長く、沈みも深くなっています。協奏曲などでオーケストラに負けないよう、ピアノの設計もその対応が必要になってきます。
 また一方でリストなどが活躍した技巧的な曲がもてはやされた時代から作曲家もオーケストラに挑戦するような作品を書くようになってきました。音域の面でも第一次大戦後は、88鍵が標準になりました。このようにして、音の質、タッチ、音域、音量、そして総合的に現代の要求に応えるピアノが完成されたのです

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